独身偽装をする既婚者の悪質度
マッチングアプリの普及につれ、既婚者であるにも関わらず、独身であると偽り、肉体関係を求める事案が数多く発生し、探偵社へ相談も増加しています。
貞操権侵害事案の加害者の大半は男性によるもので、高学歴・高収入とされる方も例外ではなく、マッチングアプリでの独身偽装の容易さや罪に対する意識の低さは。被害の拡大や二次被害など深刻な状況といえます。
独身偽装による貞操権の侵害は、単に相手の心を傷つけただけでなく、結婚するという限られた貴重な機会を奪うという意味や、既婚と知っていたら性交渉に同意などしなかったという結果から、不同意性交と同等の慰謝料が認められるべきではないかと弊社では考えています。
独身を偽り女漁りをする男性の調査

依頼人であるA子は、会社経営者や医師が集まるパーティでK氏と知り合い、交際関係に発展することに。
不倫をするつもりは全くなかった為、結婚していないことを確認したものの、名古屋市内で一人暮らしであることや、その部屋にも案内されたことから安心して付き合うことにした。
交際から1年が絶とうとする時、友人との大勢での食事会で交際相手であるK氏の話をしたところ、同席していた男性が、「あれ? Kって結婚してたんじゃなかったっけ?」と話し始めた。
驚いて詳しい話を聞こうとしたが、前に会ったのが豊田か岡崎方面の会合で、自分の奥さんとK氏の奥さんが立ち話をしていた記憶があるくらいとのこと。
電話で奥さんに確認して貰ったが、確かに会った記憶はあるけれど、Kという苗字や結婚していることは知らず、旧姓だけしかわからず連絡先も知らないとのこと。
A子とK氏の連絡手段はもっぱらLINEであり、電話番号はわからないなど、情報が乏しかった為、K氏が次の大型連休時に実家へ行く予定とのことであった為、連休に合わせて尾行調査を実施することになった。
【調査結果】
調査の結果、K氏は既婚者であり、岡崎に妻と子供がいる事実が判明した。
聞いていたK氏の名前は一文字だけ変えられており、本名ではなかったことも同時にわかった。
さらに連休中に別の女性と会い、ホテルに宿泊するという事実も掴めた。
独身偽装の上、二股三股という質の悪さである。
当然、調査で得られた全ての情報を報告する。
【解決方法】
A子の希望により、弁護士を入れての慰謝料請求という方法を選択することになった。
弁護士を紹介し、調査結果とK氏とのやり取りの中にある独身偽装の全てを提出し、弁護士から慰謝料請求をする旨の内容証明を出すことに。
間もなくK氏から慰謝料請求に応じる旨と謝罪の文章を提出するので会社や妻には言わないで欲しいとの回答があった。
どこまでも自分勝手な男である。
これ以上は探偵の領分ではなく、対応はA子の判断に委ねることになるが、心療内科に通うほど心を痛めていたA子は、対応を弁護士に委ねて心の回復を優先することにされました。
既婚が疑われた女性の調査

マッチングアプリで知り合ったF子と交際をはじめ1年を経過しようとするW氏。
会話の中でも結婚の話が出始めており、W氏としても結婚をするつもりがあり、若干の不安内容と共に結婚しようとしていることを父親に話したところ、「一度調べてもらった方が良いかも。」「完全に信頼した上で結婚はするものだよ。」とアドバイスを受けた。
W氏は、F子の休日である土日に用事があってあって会えないとされる日が時々あり、その日は連絡がつかないか返信が夜中になっていることを気がかりに思い、「もしかしたら離婚協議中の夫でもいるのか?」と考えていたことから、F子の用事があるという予定日の週末2週分、4日間の素行調査を実施することにした。
【調査結果】
素行調査の結果は、F子には社内不倫の関係にある男性の存在が掴めた。
泊りで高級な温泉宿やゴルフ嬢の併設されたリゾートホテルに宿泊するなど、親密な様子が確認された。
また二人の様子は慣れた感じであり、交際関係の長さが垣間見られる。
W氏には真実をありのままに報告した。
【解決方法】
W氏はF子と話し合いを希望し、不倫関係にある男性の存在を把握している事実を告げた。
それに対するF子の答えは
「上司にあたるだ既婚男性との交際は3年半になる。」
「その男が初めて性的関係を結んだ異性であった。」
「F子は男性の離婚と自身との結婚を望んだがはぐらかされるばかり。」
「結婚をすると伝え、本当に結婚すれば何かが変わると思えた。」
といった内容のものでした。
F子から一定の謝罪はあったものの、不倫関係のいざこざに利用された感の否めない結果にW氏はもやもやされたが、「調査をして良かったです。」との言葉をいただきました。